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新作 短編映画  「父の愛人」

2011年、新作 短編映画「父の愛人」撮影。

あらすじ

幼い頃から両親の不和の中暮らして来た幸子。その父親が倒れ、運ばれた病院を教えて欲しいと父の愛人が訪ねて来る。拒絶する母。離婚することもなく、ことあるごとに自分にあたる母に幸子は反発して、父の愛人に病院の名前を教える為に後を追う。追いついた幸子は愛人である敦美に病院の名前を告げるが、何年もの間自分達の家族を苦しめてきたはずの敦美に対して複雑な思いを表情に浮かべる。それを見て敦美は、もう少し話をしてみたいと自宅に誘う。

父との生活の匂いがする部屋。父と敦美の仲良さそうな写真の隣に幼い頃に父にあげた手作りのマスコットを見つけた幸子は強い怒りを覚えてぼろぼろとなった自分と母親のことを敦美にぶつける。

父に愛されない母を見て、その娘である自分も誰からの愛情も受ける事ができないと考えてしまっている主人公が、父の愛人と話すことによって、愛情とは何か、側にいることの意味とは、を自分の中で決着付けていく。そして自分が変わっていく。

企画意図

どういう状況にあるひとも、いまそこにある意味を見出して、生きて行く。状況を責めるのではなく、生きる。前向きな思いも、もちろん後ろ向きの思いも両方持って。
苦しくつらい状況、それへの見方をすこし変えることができたとき、ちいさくてもいい、前に一歩でも進めるということが全てのひとにとって、応援になると信じてこの映画を企画した。

撮影スケジュール

2011年6月上旬から中旬。 延べ5日間。

監督 迫田 公介
脚本 西蔵 らま
迫田 公介
プロデューサー 栗田 歴

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